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保井コノ--日本初の女性博士。
保井コノ

 保井コノは日本で初めて博士号をとった女性研究者です。
 保井は明治13(1880)年香川県に生まれました。香川師範学校女子部から女子高等師範学校理科に進み、卒業して女学校教師を3年間勤めます。明治38年、女高師に新設された研究科に、最初のただひとりの理科研究生として入学し、動植物学を専攻しました。研究科1年のときに発表した「鯉のウェーベル氏器官について」は『動物学雑誌』に掲載された女性科学者最初の論文でした。次いでサンショウモの原葉体を調べ『植物学雑誌』に発表します。さらにその研究を進めた成果を英国誌『Annals of Botany』に発表し、これは外国の専門誌に載った日本女性初の論文となりました。


略歴

明治13(1880)年 2月16日、香川県に生まれる。
明治31(1898)年 香川県師範学校卒業、女子高等師範学校入学。(18歳)
明治35(1902)年 同校理科卒業(写真【1】 写真【2】)、岐阜高等女学校教諭。(22歳)
明治37(1904)年 神田共立女学校教諭。
明治38(1905)年 女子高等師範学校研究科入学。(25歳)
論文「鯉のウェーベル氏器官について」発表。
明治39(1906)年 植物学とくに細胞学の研究に移る。
明治40(1907)年 女子高等師範学校研究科修了、同校助教授。(27歳)
大正3(1914)年 アメリカに留学、シカゴ大学で細胞学的研究。(34歳)

資料目録

保井コノ資料目録(2004年3月)

学術論文リスト

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